M2Mゲートウェイからアップロード

サンプルとしてADT7410で取得した温度をアップロードするゲートウェイを作成しましょう.

ソースコード:temp_upload

依存ライブラリ

Arduinoの基礎,ライブラリの使用を参考に以下のライブラリをインストールしてください.

初期設定

21行目から35行目にかけて,設定項目があります.

//  ethernet
MacEntry       mac("MAC", "01:23:45:67:89:AB", "mac address");
//  ip
BoolEntry      dhcp("DHCP", "true", "DHCP enable/disable");
IPAddressEntry ip("IP", "192.168.0.2", "IP address");
IPAddressEntry gw("GW", "192.168.0.1", "default gateway IP address");
IPAddressEntry sm("SM", "255.255.255.0", "subnet mask");
IPAddressEntry dns_server("DNS", "8.8.8.8", "dns server");
//  ntp
StringEntry    ntp("NTP", "ntp.nict.jp", "ntp server");
//  fiap
StringEntry    host("HOST", "fiap-dev.gutp.ic.i.u-tokyo.ac.jp", "host of ieee1888 server end point");
IntegerEntry   port("PORT", "80", "port of ieee1888 server end point");
StringEntry    path("PATH", "/axis2/services/FIAPStorage", "path of ieee1888 server end point");
StringEntry    prefix("PREFIX", "http://taisyo.hongo.wide.ad.jp/MyHome/Node1/", "prefix of point id");
  • macはM2MゲートウェイのMACアドレスを指定してください.
    • ボードによって異なりますから注意してください.
    • おなじセグメントにおなじMACアドレスのデバイスが存在すると,大変なことになります.
  • dhcpはtrueのときIPアドレスの設定をdhcpで行います.
  • ipdhcpがfalseのとき,GWのIPアドレスとして設定されます.
  • gwdhcpがfalseのとき,GWのデフォルトゲートウェイアドレスとして設定されます.
  • smdhcpがfalseのとき,GWのサブネット・マスクとして設定されます.
  • dns_serverdhcpがfalseのとき,GWが利用するDNSサーバーとして設定されます.
  • ntpはGWが参照するNTPサーバーを指定します.
  • hostはGWがデータをWRITEするStorageのアドレスを指定します.
  • portはGWがデータをWRITEするStorageのポートを指定します.
  • pathはGWがデータをWRITEするStorageのサービスのパスを指定します.
  • prefixはGWのポイントIDのプレフィックスを表現します.
    • linuxでいうdirnameコマンドの結果を想像するとわかりやすいかもしれません.
    • http://ujyu.net/sample_gw/temperature
      • プレフィックス:http://ujyu.net/sample_gw/

基本的にはmachostprefixを設定すれば問題ないでしょう.

ハードウェア

Arduinoの基礎,ADT74x0で作成した回路がそのまま使えます.

テスト

それでは設定,書き込みとセンサーの接続を確認したら,LANケーブルを接続しましょう.おそらく,GUTPのリファレンス実装Storageを利用している場合はStorageのURLをブラウザで開くと,計測値が閲覧できるでしょう.

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